皆さん、こんにちは。
埼玉県さいたま市で、オール電化や省エネ対策、リフォームなど電気工事一式を手掛けている石田電気工事です。
近年、日本は物価が高騰傾向で、安定した仕事に就かないと将来や今の生活が不安……と考えている方も多くいらっしゃるかと思います。
日本よりもいち早く景気のトレンドが現れるアメリカでは、Amazonや大手IT企業が従業員の大規模なリストラに踏み切っています。
その一方で求人のニーズが上がっているのが、モノづくりに関わるスペシャリスト。
技術を身につけ手を動かす仕事をしたいという人は、これからの勝ち組と言えることでしょう。
その代表例が電気工事士。
ただネットで調べてみると、「やめとけ」という声もちらほら……?
こういう話を聞くと、興味をもっても二の足を踏んでしまいますよね。
そこで今回は、現役の電気工事士が、仕事のメリット・デメリットを率直に解説!
現場から生の声をお届けします!
■電気工事士はなぜやめとけと言われるのか
・電気工事士は肉体労働?
電気工事士はやめておけ……と言われる理由の一つが体力。
重い機材を運んだり高所作業が発生したりすることから、体力的にキツイ、という意見もあります。
また屋外の作業もあるため、夏は暑さ、冬の厳しさがこたえるからイヤだ、というのも、理由の一つです。
・命に関わるリスクもあったりする?
電気を扱う以上、電気工事士の仕事は高電圧という見えない危険を伴うとも言えます。
甘い段取りや一瞬の気の緩みが事故を招きかねません。
感電などのリスクを懸念して、やめておけ……という声もあるようです。
・繁忙期は大変って本当?
エアコンの新設・交換の6〜8月は、電気工事士の繁忙期。
この時期は激務で、仕事がハードになりがち。
采配が悪い会社だと残業続き……ということにもなりかねません。
・資格取得の難易度が高い
電気工事士としてキャリアアップするためには、資格取得が必要です。
ただ実際、試験の合格率を見てみるとたやすい道ではなさそう。これも電気工事士はやめておけ、と言われる理由の一つです。
実際に合格率を見てみましょう。
まずは一般住宅や店舗など、小規模施設の電気工事に携わることができる、第二種電気工事士の上期学科試験の結果です。
上期学科試験
令和3年 受験者数86,418人 合格数52,176人 合格率60.4%
令和4年 受験者数78,634人 合格数45,734人 合格率58.2%
令和5年 受験者数70,414人 合格数42,187人 合格率59.9%
このように合格率は50%~60%。決して合格率が低いわけではありませんが、おおよそ2人に1人の確率なので油断は禁物です。
さらにキャリアアップするためには、「電気主任技術者」の資格取得をもっていると強いと言われています。
その試験合格率は……。
令和 4 年度 上期 受験者数33,786人 合格数2,793人 合格率8.3%
令和 4 年度 下期 受験者数28,785人 合格数4,514人 合格率15.7%
令和 5 年度 上期 受験者数28,168人 合格数4,683人 合格率16.6%
令和 5 年度 下期 受験者数24,567人 合格数5,211人 合格率21.2%
なんと合格率は平均15%という狭き門!
ただしこの「電気主任技術者」の資格を取得すると、発電所や変電所、工場、ビルなどの受電設備・配線を扱えるので、会社にも厚遇されることでしょう。
■現役電気工事士が語る! この仕事ならではの強みとは?
電気工事士がキツイ!と言われる理由を紹介しましたが、振り返ってみれば、建築業界ではどれも当たり前のこと。
むしろ現役の電気工事士の立場で言えば、この仕事ならではのメリットのほうが多い、というのが実感です。
・キホンを覚えれば誰でもできる
電気工事は一見難しそうな作業に見えるかもしれませんが、基礎をしっかり学べば、応用が効きます。
基礎を身につけて現場経験を重ねることで、未経験者から始めても一人前に仕事をこなせるようになるのが、電気工事のよいところです。
・リタイア後も技術を活かして働ける!
人生100年時代と言われる今、働き方にも大きな変化が見られるようになりました。
平均寿命が延びたこともあり、定年を迎えて会社を辞めた後も、長い時間を過ごすことになります。
その時に、会社員時代に培った電気工事の技術をもとに、個人で仕事を請け負えるようになれば理想的ですよね。
電気工事士は鳶や大工と異なり、若い頃しか働けない、という仕事ではありません。
むしろ積み重ねた経験が糧となり、ベテランほど重宝されます。
実際に会社を辞めた後、近所の電気工事を請け負う80代の先輩もいるほどです。
・今、電気工事がアツイ!
電気工事と聞くと、高所作業車に乗って電線をいじっているようなイメージがあるかもしれませんが、それはちょっと古いイメージ。
たしかにこうした仕事がゼロではありませんが、電気工事は生活のあらゆる局面で必要とされ、また最先端の技術対応が求められています。
AIやIoTが当たり前のように暮らしに溶け込んだ現在、電気は生活に欠かせないインフラです。
今後はEV車も増えることでしょうし、家庭での太陽光発電も蓄電池など電気設備なしには機能しません。
したがって、電気設備のメンテナンスや保守管理作業など、電気工事のニーズはこれから右肩あがり。
いくらAIや作業用ロボットが進化しても、電気工事は電気工事士が担わなければなりません。
少子高齢化もあいまって、電気工事士は人手不足が加速中。
電気工事はこれからの、そして未来の生活を支えるための、引くて数多の仕事なのです。
■電気工事士に向いている人ってどんなタイプ?
電気工事士は、まさにこれからの時代の働き方のロールモデル。
電気工事の技術を身につければ、これからの時代、しなやかな働き方をすることができます。
ではどんなタイプが向いているのでしょう?
・図面通りに作業ができる人
図面通りに作業する……と聞くと、それって当たり前では?と思われるかもしれませんが、実は、けっこう図面通りに施工されないことが多いのです。
自分なりの手癖があったり、図面を自分が作業しやすいように勝手に解釈してしまったり……。
配線の長さも指定されているにもかかわらず、ここは少し長めにしておけばいいだろう、なんてこともあるくらいです。
図面をきちんと読み込み、指定通りにコツコツと作業ができる人なら大丈夫ですよ。
・手先が器用で、新しい知識を積極的に取り入れられる人
電気工事では、作業者の安全性を守るためにも、細かな手作業が必須です。
傷ついた銅線をそのまま配線すると、漏電のリスクも考えられます。
電気は、水道管工事の水漏れのようにミスがその場で目に見えないので、きちんとした手順と作業の正確性が求められます。
また上述のように、今や電気なしでは生活できない時代。
国も省エネに力を入れていることもあり、今後もさまざまな分野で電気化が進むことでしょう。
したがって新しい知識を積極的に取り入れる好奇心や向上心も、大切です。
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また家賃・引っ越し代を補助するなど、安心して仕事に取り組めるように福利厚生を整えています。
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通常の電気工事会社は、特定の建物のジャンルに特化した工事を行うのが一般的。
しかし石田電気工事では、住宅はもとより、工場や病院などの幅広いジャンルを手掛けているのが特徴です。
言い換えれば、よそでは経験できない現場を経て、幅広い技術を身につけることが可能です。
さまざまな物件・案件に挑戦できるのは石田電気工事ならではの魅力です。
共にスキルアップして経験を積んでいきましょう。
石田電気工事では、電気工事に興味のある未経験者を積極的に募集しております。
電気工事は、決して需要がなくなることがないどころか、そのニーズは増大する一方。
最近は電気工事士が不足していることから、有資格者の需要はますます高くなって。
資格を取得すれば、学歴やそれまでのキャリアに関係なく、がっつり稼ぐことが可能です。
またプロフェッショナルとしてかけがえのない技術を身につけることで、末長く働き続けることができます。
時代の風の流れに乗ってしなやかに働き、そして自分らしく生きるために。
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