全二回でお届けする、株式会社石田電気工事 代表取締役・石田 正則へのインタビュー
第一回目のテーマは「代表・石田が石田電気工事に抱いている想いと会社のビジョン」
電気工事をはじめ、建設業界への就職や転職を本気で考えている求職者様へ!
弊社代表がこの事業に欠ける想いと現代の電気工事業界の将来性について、お届けいたします。
――創業のきっかけについて教えてください。
会社を設立したのは平成26(2014)年になりますが、創業は平成7(1995)年、電気工事に携わっていた私の父が興した会社です。
私自身は大相撲をやっていたのですが残念ながら目が出ず、自然と家業を手伝うようになりました。
当時を振り返れば、会社を大きくするという志を掲げていたというより、とにかく目の前の仕事をがむしゃらに父子でこなし続け、気づけば20年余が経っていた次第です。
――ずばり、石田電気工事はどういった会社なんでしょう?
ひとことで言えば、オールラウンダー&スペシャリスト。
住宅から公共建築の電気工事まで、ジャンルにとらわれずに対応できる、柔軟かつ高度な技術力のある会社です。
大谷翔平選手風に例えるのなら、二刀流……いえ、四〜五刀流くらいでしょうか(笑)。
――四〜五刀流? ちなみに電気工事業界の仕事の仕組みって、どんな感じなんでしょう?
一般的に電気工事会社は、エアコンや換気扇だけしか扱わなかったり、電気配線だけしか請け負わないなど、限られた工事しか手掛けないものなのですね。
また工事に入る物件も、戸建住宅だけ、あるいはプラント(工場)などの公共施設オンリー、といった具合に種別が限られます。
ですので自社で手がけられる範疇を超えた案件がきても、うちではできない……と断わらざるを得ないケースも多々あるようです。
しかし石田電気工事には、長年にわたり培った確かな技術があるので、断る必要がありません。
戸建住宅もやれば集合住宅、またハウスメーカーが建てるハイスペックな住宅も手がけます。
公共建築も店舗やオフィス、プラント(工場)など、携わる建築の種類や工事内容が豊富なのが特徴です。
――なるほど。だからこそオールマイティな仕事ぶりが、業界でも貴重なのですね。
そのような仕事の仕方は、どんなポリシーがあってのことでしょうか?
創業時から、できる仕事は何でもこなしてきた、という努力の積み重ねに尽きるのかもしれません。
やはり工事の種類や建造物のタイプによって、求められるテクニックはまったく異なるのです。
私の父の時代は、それこそ昔ながらに「見て覚えろ」でしたが、今はYouTubeでの技術解説など、知りたいテクニックを学びやすくなっています。
言い換えれば、努力をすればチャレンジがしやすく、成果を出しやすい環境なのですね。
こうした恩恵を生かして、切磋琢磨してきた次第です。
――そのような貴社が掲げる社訓はどのようなものなのでしょう?
「努力するものは希望を語り
サボる者は不満を語る。」
日本を代表する作家・井上靖さんの格言をアレンジしたものです。
やっぱり前向きに努力している人からは、もっと上達したい、もっとチャレンジしたい、など、希望が出てくるんですよ。
反対に不満ばかり語っているようなら、自分は怠けていると言っているようなもの。
――おっしゃる通り、不満をもっていたら努力はできないですよね。
ついラクなほうに流されてしまうし、怠けたいから不満を探してしまう。
けれどもそれじゃあ、人生つまらないじゃないですか。
こうした真理に気づいた時、この言葉を社訓にしようと思ったんです。
自分もこの業界に入ったばかりの時は失敗もありましたが、それでも、上手くなりたい!
技術が欲しい!クライアントさんに喜んで欲しい!
……という一心でいっぱいでした。
そして四半世紀が過ぎた今、自分の城を構えて、人も育てようとしている。
努力と希望は、自分を裏切らないと思うんです。
――ちなみに若い頃は、どのような失敗が……?
父の時代に、私のミスのせいで、お得意様から切られそうになったことがあったんです。まだ20代の頃でした。
もしそのお得意様を失ったら、一家で路頭に迷うほど追い込まれていた状況でしたね。
ただ、他の会社の社長さんが間に入ってくださって。
「若い子の芽を摘んだらいけない」と、とりなしてくれたのです。
そのおかげで首の皮一枚でつながり、今の石田電気工事があるようなものです。
自らを戒めることはもとより、人としての懐の深さにもおおいに感銘を受け、視野が広がりました。
――社会貢献などの取り組みがあれば、教えていただけますか。
やはり地域やまわりとの関係性があってこその生業ですので、社会貢献は大切ですよね。
このような活動は、所属している電気工事組合を通じて行っています。
たとえば、介護学校のイルミネーション設置のボランティアはその一つ。
また埼玉に広がる山の枝打ちなどを行う、森林管理のボランティアにも参加しています。
――森林管理というのは、電気工事にはかかわりがないように思えますが……。
枝が伸び過ぎてしまうと森が暗くなり、木の根本に光が当たらなくなってしまうんです。
下草が根を張って育たなくなるので、結果として地盤が弱くなってしまうのですね。
今は大雨や台風などの災害が激甚化しています。
安全な環境があってこそ、安心な暮らしが成り立つものですので、生活を支えるインフラに携わっている一員として、自負をもってこのような活動にも取り組んでいます。
もちろん、工業学校に通っている学生さんと懇談会をしたり、電気工事の面白さを伝えるボランティアも、やりがいがあります。
この仕事の面白さや最先端のテクニックを教えてあげると、興味津々で聞いてくれる。
未来を担う学生さんたちと話すことは、私にとっても刺激となりますね。
――電気工事という仕事の面白さ、その醍醐味はどのようなものなのでしょう?
電気工事、という言い方自体が、ちょっともう古いかもしれませんね。
ちなみに、電気工事というと、どんな作業を想像されますか?
――ええと……高所作業をするような車(バケット車)に乗って、電線を直しているような感じですか?
普通の方はそうかもしれませんね(笑)。
けれどもそのイメージはひと昔前のもの。今の電気工事は時代の最先端をいっているのです。
いまや脱炭素に向けて、車もガソリンではなくEV車のように、自宅で充電をして電気で走りますよね。
太陽光発電+蓄電池による、自然エネルギーを使った電気の自給自足も普及しています。
暮らしにはすっかりIoTが定着し、家の中でもHEAMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)のように、エアコンや給湯器、照明や情報家電など、エネルギー消費を一元化してコントロールするようになりました。
水やお湯を使うのにも電気が必要になるのです。
――おっしゃる通り、そもそも電気が入らないと、暮らしが立ち行きませんよね。スマートフォンが使えないだけでも、生活・仕事がまともに切り盛りできません。
地震や災害の際は、まず何よりも携帯電話がつながることが重要視されますよね。
電気は、水道やガスと同じく、なくてはならないライフラインなのです。
そしてこうしたライフラインを担っているのが、我々、石田電気工事の仕事なのです。
ですので個人的には電気工事というと少々時代遅れな印象で、石田電気工事でやっていることは、※「エレクトリック・エンジニアリング」だと思っています。
※石田電気工事が考える「エレクトリック・エンジニアリング」とは…
ただ設備を新設・改修するのではなく、お客様が解決したい根本的な問題をヒアリング・把握し、最適解を提案すること。
あらゆる面からお客様に寄り添い、なにが一番メリットになるかを考え、ご提案いたします。
――たしかに! これから技術開発もさらに進みますよね。お話を聞いていると、なんだかこちらもワクワクしてきます。
今、一番熱い業界だと思っています(笑)。
石田電気工事でやっていることって、日本のトップクラスの自動車メーカーがやっていることと、実はそれほど変わりがないんですよ。
最先端のトレンドの業界って、ITや医療だけではないのですね。
将来性に恵まれた、やりがいのある仕事だと感じています。
このような社会的なニーズの高まりもあり、今は仕事の需要に対して、現場の供給が追いついていない状態。
未経験者でも努力とやる気次第でスペシャリストになれるので、興味がある方は、ぜひ募集要項をご覧になってください。
以上、弊社代表・石田 正則インタビュー 第一回目でした!
次回のインタビューは、4月1日頃に掲載予定です。
テーマは、「石田電気工事での具体的な働き方」!
働きやすい環境づくりのために、代表が心掛けていること、直撃しちゃいます!
次回もお楽しみに!
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