工業高校卒は有利?電気工事士が勝ち組と言われる理由とは!

皆さん、こんにちは。埼玉県さいたま市で、オール電化や省エネ対策、リフォームなど電気工事一式を手掛けている石田電気工事です。


ニュースを見れば、日本の社会全体が世界情勢に振り回されていたり、物価高で生活が苦しいとか、年金が減らされるといった、将来に対する不安が募る報道ばかり。

未来予想図を描きにくい社会でしなやかに生きるためには、自分がブレないことが大切です。


ただ志は立派でも、技術が伴わないと、有限不実行で終わってしまいます。

ではどんな技術をもつ仕事が、これから強いと言われるのか。

それが、電気工事士です。


ただ自分は工業高校卒業で将来に不安が……という方もいらっしゃることでしょう。

実は電気工事士としてキャリアを積むうえでは、工業高校卒は有利とも言えるのです。

今回は、電気工事士が勝ち組と言われる理由や、工業高校卒ならではの強みを紹介します。




■電気工事士になれば勝ち組ってホント?

ではなぜ、電気工事士という仕事にメリットがあるのか?

まずはその理由を解説します。



・ワークライフバランスの取れた仕事ができる

いまだに問題になっているのが、建設業界の労働問題。

建設業界と聞くと、とにかくブラックで……というイメージを抱きがちですが、実際には電気工事士の多くがいわゆる「ホワイト企業」で働いています。


こうした会社はワークライフバランスが整っているのが特徴。

というのも、多くの経営者は若い頃にブラックだった時代を経験しており、自分が起業したり会社を運営する際は、若手に同じ轍を踏ませない……と理想を掲げているため。


そしてこうした経営者たちは、福利厚生や給与体系をはじめ働く環境がきちんとしていないと、新しく業界に入ってくる若手がすぐに辞めてしまうことをよく知っています。


また電気工事士は鳶職や大工と異なり、フィジカル面がそこまでハードではないのも特徴です。

このように安定した労働環境でワークライフバランスを保ちながら、高収入を得られるのが、電気工事士が勝ち組と言われる理由です。



・需要が高く将来性がある

電気は人が生活する上で、必要不可欠なインフラです。

たとえば地震などの有事の際に真っ先に復旧が求められるのが電気。

携帯電話がかけられないと、親族の安否も確認できませんよね。


またこれだけ夏や冬が厳しくなれば、エアコンなしでは暮らせないように、電気は私たちの暮らしの重要なライフラインです。


したがって、電気工事のニーズは今後減ることはなく、むしろ増える一方と考えられます。


建設業界では少子高齢化に伴い、新築着工戸数が減る危機感を募らせていますが、一方で既存ストックを活用したリノベーションは盛んになるという見方が優勢。

そして電気工事はこうしたリノベーションはもとより、オフィスや公共施設でも電気工事は必要不可欠です。

加えてメンテナンスや老朽化による解体工事においても、電気工事士の存在は欠かせません。


さらに近年の5GやIoTなどIT技術の発展により、さらなるシステムやデバイスが求められることでしょう。こうしたシステムやデバイスを運用するためには、電気が必要です。

技術が発達し、暮らしが便利になるほど、電気工事士の仕事は増えると期待できます。



・電気工事士の資格はさまざまな仕事に活きる

電気工事士の資格を取ると、他の仕事にも活かせることをご存知ですか?

たとえばビルのメンテナンスやエアコンの設置、鉄道の電気工事や配線工事など、さまざまな場面で活躍できます。


実際にビルのメンテナンスでは「ビルメン4点セット」と言われる役立つ資格が4つあるのですが、そのうちの1つが、第2種電気工事士。


このように電気工事士の資格は汎用性があり、転職の際にプラスに働くのも魅力です。




■電気工事士の年収は高い

厚生労働省によると、電気工事士の年収平均は約550万円。

ただしこれはあくまで全国平均の話。

石田電気工事が拠点を置く埼玉県では、614.6万円というデータが出ています。


国税庁の統計を見てみると、正社員の平均年収が461万と言われているので、

埼玉県内の電気工事会社で働くと、150万円ほど年収が高い、ということが言えます。


もちろん会社に入って間もない状態ではもう少し年収は低くなるかもしれませんが、資格を取得して実務経験を積みながらキャリアアップすれば、年収は高くなっていきます。

こうしたお金の面でも、電気工事士は勝ち組と言われています。

参考:電気工事士-職業詳細




■工業高校卒が電気工事士に向いている理由

けれども自分は工業高校卒で大卒に比べると不利なのでは?と心配されている方もいらっしゃるかもしれません。

しかし電気工事の仕事においては、工業高校卒というのは、たくさんのメリットがあるのです。



・在学中に資格を取得できる

一般的に取得が難しい資格でも取得しやすいのが、工業高校ならではの強みです。

特に電気科では、独学では難しい資格に関する知見を得ることができます。


実際に在学中に資格取得も可能なのもメリットの一つ。

電気科に入学したら取っておきたいのが、「電気主任技術者 第三種」です。

電気工事会社ではこの資格を対象に求人を出していることも多く、電気関係の仕事をめざす上で有利になります。


また「電気工事士 第二種」も必須と言われる資格です。

この資格があれば、就職の際に優遇されたり有利になりますよ。

就職して働きながら勉強するより、高校在籍中の3年間でこうした資格を取っておくと、社会人というスタートラインでいち早くダッシュが切れるので、その後のキャリアップにも効いてきます。



・電気工事の基礎となる電子回路のノウハウを得られる

工業高校では電子回路の基礎知識を学べますが、これは電気工事士をめざす上で大きなメリットとなります。


というのも、電気工事は単に配線を繋ぐだけでなく、機器の仕組みを理解してトラブルの改善を行う高度な技術が求められます。

基礎を知っておくと、現場に出た時に一つひとつの作業の解像度が異なってきます。

給料アップや昇進も、大卒より早く見込める可能性もありますよ。



・就職活動がスムーズ

工業高校は、一般の高校より工業関係の企業からの求人が多いのが特徴です。

ネットでリサーチしてゼロからアタックするより、学校が介在することで、就職活動をスムーズに行えます。


また工業高校の場合は、推薦という手もあります。

一般的な求人なら、エントリーシート、SPI、筆記、ディスカッション、面接……といった、うんざりするようなステップを経て、採用されるか否かが決まります。

しかし推薦ならエントリーシートの提出と筆記テスト、面接だけで採用が決まるということもあり、就活対策がラクなのも魅力です。




■今、工業高校生の需要が高まっている

今の日本の製造業で問題になっているのが、若い技術者不足のこと。

特に電気工事の分野では、少子高齢化の影響を受けて、電気工事士の数が減っています。


こんな状況下、工業高校で実践的な技術を習得した学生は、企業にとって魅力的な存在です。

企業にしてみれば、経験も知識もない新人より、教育がスムーズで、若くて体力もあり、呑み込みも早い工業高校生は大歓迎。


実際に厚生労働省のデータでは、2024年3月卒業の中学・高校卒業生徒に関する求人は、倍率3.5という結果が出ています。

調査は異なりますが、リクルートワークス研究所調べの大卒求人倍率は1.7倍でした。


また別のリサーチになりますが、工業高校卒業生(全学科)の求人倍率は、2022年統計では過去最高の17.2倍という結果も出ています。

このように工業高校卒の学生の価値を、市場はよくわかっているのです。


参考:「工業高卒」を奪い合う建設業界。求人倍率は大学生に比べ約10倍



ただしニーズが高いと言えども、ブラック企業に入社してしまっては元も子もありません。

福利厚生や給与体系がしっかりしていることはもちろん、きちんとした技術をもっている電気工事会社に就職するのが得策です。


電気工事会社は、住宅やビル、店舗や公共施設など、特定のジャンルに偏った仕事が多いのが特徴です。

しかし中にはさまざまなビルディングタイプを横断するような、オールラウンダーとして技術を磨ける会社もあります。


もし将来、自分が独立することを考えると、特定のジャンルでしか仕事ができないよりも、多彩なタイプの仕事ができるほうが有利ですよね。

その会社でどんな技術を習得できそうか、ということもシビアに見極めて、自分の将来像を描きながら、就職先を決めるとよいでしょう。


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・資格取得支援をはじめとした充実の福利厚生!

入社時は資格無しの未経験でも大丈夫です。

入社後は先輩社員がしっかりフォローします。ある程度業務になれたら資格取得に向けて一緒に頑張りましょう!

キャリアアップに必要な資格の取得も応援します。

また家賃・引っ越し代を補助するなど、安心して仕事に取り組めるように福利厚生を整えています。



・電気工事のスペシャリストを目指せる!

通常の電気工事会社は、特定の建物のジャンルに特化した工事を行うのが一般的。

しかし石田電気工事では、住宅はもとより、工場や病院などの幅広いジャンルを手掛けているのが特徴です。


言い換えれば、よそでは経験できない現場を経て、幅広い技術を身につけることが可能です。

さまざまな物件・案件に挑戦できるのは石田電気工事ならではの魅力です。

共にスキルアップして経験を積んでいきましょう。


石田電気工事では、電気工事に興味のある未経験者を積極的に募集しております。

電気工事は、決して需要がなくなることがないどころか、そのニーズは増大する一方。


最近は電気工事士が不足していることから、有資格者の需要はますます高くなって。

資格を取得すれば、学歴やそれまでのキャリアに関係なく、がっつり稼ぐことが可能です。


またプロフェッショナルとしてかけがえのない技術を身につけることで、末長く働き続けることができます。


時代の風の流れに乗ってしなやかに働き、そして自分らしく生きるために。

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