LEDへの交換で省エネ実現できます!


皆さんこんにちは。

埼玉県さいたま市を拠点にオール電化や省エネ対策、リフォーム等の電気工事一式を手掛けている石田電気工事です。


オフィスビルや商業施設において、年間の電気代に対して、照明が占める割合が約30%だということをご存じでしょうか。電気代のおよそ3分の1と大きな割合を占める照明代なので、「少しでも節約したい」「省エネしたい」と考えられる方は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、LEDの導入で実現する、電気代の節約や省エネ性能についてご紹介したいと思います。




■LEDってなに?



ご存じの方もいらっしゃると思いますが、LEDとは“Light Emitting Diode”の頭文字を取ったものです。文字通り「光る半導体」の略称で、組成は違うものの、トランジスタやICといった半導体と同じ仲間に分類されます。

赤・橙・黄緑のLEDが1950年代から実用化が開始され、1993年には青色LEDが、1996年には白色LEDが続々と開発されていきました。従来の光源と比較すると「寿命が長い」「明るい」「節約できる」など、LEDにはたくさんのメリットがあります。そのため、一般家庭はもちろん、施設照明や屋外照明といったさまざまな用途で普及が拡大しています。




■どれくらいお得になるの?


高い省エネ性能が注目されているLED照明ですが、どれくらい電気代がお得になるのでしょうか。蛍光灯での電気代と比較して検証してみましょう。


蛍光灯の一般的な基本消費電力は、0.04kWhですが、LED照明の一般的な基本消費電力は0.016kWhになります。この時点で60%ほど消費電力を削減できていることになりますが、電気代に換算するといくら安くなるのでしょうか。

電力量単価として1kWhあたり20円、1日10時間の稼働で1年間毎日使用したと仮定すると、1本あたりの蛍光灯の電気代は2,920円で、1本あたりのLED照明の電気代は1,168円となりました。

この結果から、1本の蛍光灯をLEDに交換すれば、1年で約1,700円近く電気代を節約できることがわかります。規模にもよりますが、オフィスや工場などでは何十本もの照明を活用しているはずです。全ての蛍光灯をLEDに交換すれば、1年間で数万円ほど電気代が節約できることになるでしょう。


また、使用状況により誤差はありますが、蛍光灯の寿命が約6,000~12,000時間なのに対して、LEDの寿命は約40,000時間です。蛍光灯に対して3倍以上長持ちし、LED照明の交換時期の目安は8〜10年といわれています。

交換寿命が長いということで、交換にかかる照明器具費用や交換する手間を大幅に削減してくれます。オフィスや工場を維持するランニングコストを考えても、大きな削減につながりますね。




■節約だけじゃない、LEDの効果



節約・省エネといった大きなメリットのあるLEDですが、嬉しいメリットはこれだけではありません。以下に、節約・省エネ以外で期待できるLEDのメリットをご紹介します。



1.蛍光灯の交換作業がない!

蛍光灯では頻繁に交換作業を行う必要がありましたが、LEDは寿命が長いため、交換作業という手間を大幅に削減できます。



2.害虫が寄り付かない!

通常照明として取り入れるタイプのLEDの紫外線量は、蛍光灯の1/200と微量です。そのため、白色発光タイプのLEDでは、害虫が寄り付きにくくなります。



3.紫外線焼けを防ぐ!

LEDでは、展示している商品が紫外線焼けにより劣化しにくくなります。これを理由に、店舗ではLED照明の導入が拡大しています。オフィスにおいても、照明から出る紫外線による書類の色あせを防ぐ効果が期待できるでしょう。



4.環境保護対策!CO2削減効果

LED照明に取り替えることで、削減効果に期待できます。CO2削減により地球温暖化防止対策にもなりますので、LEDは省エネであると同時に、地球環境にもやさしい照明器具となっています。


これらのメリットにより、大手メーカーも次々と蛍光灯器具の生産終了を発表しており、LEDへの移行が本格化してきています。これを機に、ご自身のオフィスや工場の照明器具をLEDへ切り替えることをご検討されてみてはいかがでしょうか?


埼玉県さいたま市を拠点に電気工事全般を行う石田電気工事は、一般家庭はもちろん、工場や商業施設、大型ビルなど、幅広く対応可能です。「電気代を節約したい」「性能の高い照明を設置したい」など、省エネ対策や照明でお困りの方は、石田電気工事まで是非お気軽にお問い合わせください!