工場では換気対策が必須。おすすめの換気・空調設備を紹介

 


多くの機械が稼働する工場では、常に空気環境を保てるよう、しっかりと換気を行う必要があります。しかし、設備が古かったり不足していたりして、十分な換気が行えていないケースも珍しくありません。そのような時は、新たな設備を導入して換気性能を強化するのがおすすめです。ここでは、工場におけるおすすめの換気対策をご紹介します。



■工場の換気には「ベンチレーター」と「有圧換気扇」が有効


工場の換気性能強化のために行う工事には、いくつかの種類があります。当社で推奨しているのは、「ベンチレーター」と「有圧換気扇」です。それぞれの特徴を見ていきましょう。


・ベンチレーター



ベンチレーターは天井や屋根、屋上に設置する筒状の換気装置です。内部にファンが取り付けられていることもありますが、一般的には風の吸引作用や室内外の温度差を利用し、自然換気を行います。そのため騒音が発生せず、電力も不要。メンテナンスもほとんど必要なく、ローコストで長期間使用できます。水蒸気が発生するなどして、モーターを使用できない場所にも設置できるのも大きなメリットです。


また、厳しい環境にも耐えられるよう、アルミ・ステンレス・ガルバリウム鋼板といった耐候性のある素材が使われます。雨や風が吹き込まないようにするため、構造も堅牢。広い工場の場合は、排気用と給気用のベンチレーターをあわせて設置します。状況によっては可動式にしたり、ダンパーや採光窓、防虫網などを設けたりすることも可能です。


・有圧換気扇



コストを抑えたい場合に有効なのが「有圧換気扇」です。有圧換気扇は、外からの空気抵抗を受けにくい構造をしており、空気に圧力をかけて流れを作ります(静圧)。そのため、家庭用の換気扇に比べて外の風の影響を受けにくく、常に一定の風量を保ち、空気を循環させられるのです。


ただし、有圧換気扇は壁に設置するものなので、排出した煙や臭い、稼働による騒音が近隣に伝わってしまいます。そのため、すぐ近くに住宅や他の施設がある場合は、迷惑がかからないよう対策が必要です。騒音の発生しにくい低騒音型を使用するなど工夫し、状況によっては他の換気手段も検討しましょう。


また、化学工場や下水処理場といった場所では、湿気や塩素によって換気扇が錆びてしまう可能性があります。このような場所では、耐食性の高いステンレス製の有圧換気扇がおすすめです。さらに、大型で広い工場には、大風量型の換気扇が適しているでしょう。換気の効率がより高まるため、快適な空気環境を保ちやすくなります。



■換気設備と一緒に空調設備も刷新し、暑さ対策を!



工場において、換気設備と並んで重要なのが空調設備です。熱気のこもりやすい工場では、どうしても熱中症のリスクが高まります。特に近年では、夏場の暑さが年々厳しくなっているため、より熱中症対策が求められるようになりました。


換気設備にも熱を排出する機能はありますが、これだけでは不十分な工場が多いと思われます。温度調節の主力となるのは、やはり空調設備です。すでに設置していたとしても、古いものは最新のものより電気代がかかり、突然故障するリスクもあります。換気設備を交換するなら、空調設備もあわせてバージョンアップしておくといいでしょう。


たとえば、従業員数30人~40人規模の工場では、ダクト空調(スポット空調)がおすすめです。ダクト空調は、涼しい風が出てくるダクトをタコ足のように設置。各作業員に向けて風を送れるため、蒸し暑い工場内でも快適に仕事ができるようになります。労働環境を整え、作業効率をアップさせるためにも、改めて換気や空調に目を向けてみてはいかがでしょうか。



埼玉県さいたま市を拠点に電気工事全般を行う石田電気工事は、工場や商業施設、大型ビルなどの工事に幅広く対応可能です。換気や空調設備以外にも、電気のLED化による省エネなど、電気工事に関するご相談は何でも承っております。お困りの時は、お気軽に石田電気工事までお問い合わせください。