賃貸物件のオーナー様や大家様にとって、空室の存在は大きな悩みです。宣伝や維持管理に気を使っているにも関わらず、なかなか入居者が獲得できないことも多いでしょう。そのような時は、設備を刷新して物件の魅力を高めてみてはいかがでしょうか。ここでは、ぜひ導入しておきたい賃貸物件の人気設備をご紹介します。
■2021年は、「おうち時間」を快適にする設備が人気
2021年現在、賃貸物件の設備で最も人気が高いのは、単身者向け・ファミリー向けを問わず「インターネット無料」です。これは、今やインターネットが必要不可欠なものになっているのに加えて、新型コロナウイルスの影響で「おうち時間」が長くなったことが関係していると考えられます。もちろん、無料なら何でもいいわけではなく、通信速度や容量なども充実させなければなりません。
また、非対面で荷物を受け取れる宅配ボックスも、感染対策として大きく人気が高まりました。留守中でも荷物が受け取れるということで、もともと人気の設備ではあったのですが、コロナ禍の影響でさらに重要になったといえます。いわゆる「置き配」は盗難や衛生面の問題があるので、宅配ボックスを希望する方は多いでしょう。
その他、バス・トイレ別や独立洗面台、ウォークインクローゼットといった間取りに関するものも人気です。在宅時間が増えたことによって、多くの人がより快適な部屋を求めるようになった結果でしょう。同じ理由で、システムキッチンやエアコンの人気も高まっています。
つまり、共用部分よりは専有部分の設備が重視されているわけです。新型コロナの影響は、少なくとも2022年までは続く可能性が高いため、当面はこれらの設備が物件選びの判断基準となるでしょう。もしコロナ禍が収束したとしても、非常に便利な設備なのは間違いないため、積極的に導入するのがおすすめです。
■選ばれるお部屋は「安全性」「快適さ」がある
コロナ禍で急速に人気が高まったもの以外にも、根強い人気を誇る設備はたくさんあります。特に重要なのは、防犯カメラやオートロック、TV付きインターホンといったセキュリティ関係の設備です。これらは安全な生活に欠かせないものなので、「あれば便利」というよりは「ないと困る」設備だといえるでしょう。
中でもTV付きインターホンは、コロナ禍で人気が高まった設備でもあります。外出を避けて通信販売を利用する機会が増えたため、来客が本当に配送業者なのか確認し、安全を確保するのに役立つからです。加えて、来客と対面で応対する時間を減らせるので、感染対策になるという側面もあります。
また、「あってよかった」というご意見が多いのは浴室乾燥機です。花粉の春に雨の多い梅雨、夕立や台風が来る夏、洗濯物が乾きにくい冬と1年中重宝します。こういった電気設備は後からでも追加できるため、空き部屋があるのであれば早めにリフォームした方がいいかもしれません。
まとめると、「安全性」と「快適さ」を意識して設備を充実させることが、選ばれる物件作りのポイントだといえます。入居率アップのために改善を図りたい時は、マンションがこれらの要素を満たしているかどうかをチェックしてみましょう。
■人気設備の導入やリフォームは石田電気工事まで
石田電気工事は、埼玉県さいたま市を拠点に、埼玉県や東京都で電気工事全般を手掛けています。LAN工事やインターホン工事など、人気設備の上位に来る工事はもちろん、電気工事を伴うあらゆるリフォームに対応可能です。
間取り変更や設備入れ換えは往々にして電気配線の移設が必要で、電気工事業者が対応します。石田電気工事であれば、設計から施工までをすべて自社で行なっておりますので、業者間のスケジュール調整などもしやすく工事がスムーズに進むでしょう。
コロナ禍でおうち時間も長くなった今、お部屋選びはストレスなく過ごせる空間かどうかがとても重要になっています。引っ越しシーズンの3月を過ぎて、今の時期もずっと空き部屋が目立っている物件の大家様やオーナー様は、この機会に電気設備の入れ替えや設置をしてみてはいかがでしょうか。まずはお気軽にご相談ください。